「生理用品の歴史」を連載してくれていました、エコショップ「ちゃぶ台」さんの布なぷ普及委員会ののりさんのコラムです。
みなさん、布なぷってどうやって洗っていますか?

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〜布ナプキンの洗い方〜

 4年前に300人の方に街頭アンケートした時、
使いたくない人の理由のトップが「洗うのが面倒」でした。
布ナプキンにトライする際に一番ネックのようです。
そこで今回はぐうたらな私の洗い方を紹介します。


1・使用後はまず水につける
  お風呂場や脱衣所にふた付きバケツに水を入れて置いておき、
  使用後つけます。家族に見られそうだからイヤだと思う人は
  トイレのサニタリーボックスに水入れてもおすすめです。
  できるなら早くつけた方がいいです。
  乾いちゃうと落ちにくくなるから。 
 注意)ここでお湯につけると血液が凝固しますの
  絶対に水につけること!


2・このまま、水につけておくだけでもだいぶ落ちますが、
  重曹(スーパーで売ってる)や、セスキ酸ソーダを入れると
  さらに落ちが良くなります。


3・1時間以上水につけた後、2、3回水を換えます。
  経血は、食生活によって色が変わるので健康チェックが
  出来ます。肉ばっかり食べてるとにごるそうな・・・。
  普通はきれいな透き通った赤です。最初感動しました(><)
  においは普通に血のにおい。鉄のにおいですね。
  気になる人は最後にハーブの精油を入れたりするようです。


4・後は布ナプキンを軽くしぼって洗濯機へ。
  私は洗剤入れていませんが、水流だけで落とせてます。


5・あとは干すだけ。その日の夜に使えます♪
 

 このように面倒くさがり屋の私は、布ナプキンをゴシゴシと
 洗ってません・・。ほとんど機械まかせ。
 けどちゃんと落とせますのでご安心下さい(><)

 ちなみに、布ナプキン使用者50人へのアンケートでは
 8人の人が「やはり面倒」と答えてますが、20人は
 「特に面倒とは感じない」とのこと。さらに、22人は
 「むしろ楽とも」と答えてます。
 買いに行く手間やゴミ捨ての手間が省けるからだそう。

 面倒だと思ってた方、いかがでしょうか?

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私も、あまり神経質に洗ったりしていません。
清潔なことは大切だけれど、それがストレスになっては使いつづけられないと思います。

エコショプ「ちゃぶ台」さんは、熊本県玉名市にあります。
GWは、熊本県菊水の肥後民家村で布なぷの特別販売中。
5/19には、「ちゃぶ台」さんで布なぷ座談会&お茶会を予定されています。
私は・・・残念ながらおじゃまできませんが、お近くにお住まいの方、ぜひご参加くださいね。
もっと詳しいインフォメーションは、直接「ちゃぶ台」さんへお願いします。(電話0968-73-8081)
熊本県のエコショップ「ちゃぶ台」さんの通信に連載されているのりさんが、御好評の「生理用品の歴史3」を送ってきてくださいました。
さっそく、ご紹介いたします。
今回が最終回かな〜。
生理用品イコール紙なぷ・・・こんなふうに思われるようになったのって、ほんの最近のことだったんですね〜。

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生理のイメージを変えた


 生理が「秘すべき、恥ずべき」ものになったのは
 近世になって仏教や儒教が入ってきたと言われています。
 これまで母から子に処置法を伝えてきて、
 女性同士でも「あれ」とか「これ」というように
 曖昧な代名詞で呼ばれていた生理。
 しかし、完全に市場を流通する商品として堂々と
 登場するようになったことで女性達の日常会話にも
 上るようになりました。  


  その後、さらに進化を遂げ超うす型、羽つき、夜用、
 消臭効果の商品なども生まれ、ますます便利になりました。
 しかし、モレやズレからはだいぶ解放されましたが、今度は
 ムレやカブレといった局部の疾患に悩まされる人が続出。
 さらに、子宮内膜症といった婦人科系疾患も増加し、
 膨大なゴミも問題となってきました。

 そして、生理をただの汚物として処理することで
 自分の体への関心が薄くなってしまったように感じます。
 
 今、生理は生命を生み出す女性の象徴として大切にされているでしょうか?


  そんな疑問に対してアメリカの女性達から始まったもの、
 それが布ナプキンです。
 これまで生理用品の歴史を追ってきて、布ナプキンは
 使い捨てナプキン以前のナプキンに戻るわけではないことが
 分かります。
 今の下着に合わせた、新しい形のナプキンです。

 使い捨てナプキンの良い所は良いものとして、
 もう一つの選択肢として今静かに広がっています。
熊本県のエコショップ「ちゃぶ台」さんの通信の転用です。
「布ナプ普及委員会」をされているのりさんが書かれています。
第1話は、2005年11月29日の「生理用品の歴史」のカテゴリーに掲載していますので、お見逃しの方はそちらも合わせてご覧ください。


********** 生理用品の歴史2 **********

 前回より、「布ナプキンは使い捨てナプキン以前の
 ナプキンに逆流するものなのか?」
 を解くために、時代をおってナプキンの歴史をみております。


 ○明治〜戦前の昭和○
  明治19年に脱脂綿が日本薬局方に認定され、
 体液吸収効果のある医薬品として、浅草紙や古布の替わりに
 使用され始めます。
 といっても、脱脂綿は軍需用品なので
 (戦場で兵隊さんがケガしたら使うのかな?) 
 一般ではまだ古布メインですが。
 
  ちなみに、古布は何度も洗って使用します。
 この辺が布ナプキンのイメージとかぶるようです。
 しかし、古布といっても、端切で本当に使い古したものです。
 
  脱脂綿は戦後の保健教育で広がり、使い捨てナプキンが出るま
 月経処理の中心的な役割を果たしていきます。
 
  同様に月経帯もこの時期から数多くのものが考案されており、
 今まで綿素材のふんどしタイプから、ゴム素材などが入った
 様々なタイプが生み出されてます。
 興味深いことに、こういった発明、商品化は全て
 男性の手によるんですねぇ。
  女性は社会進出出来てないから、
 商品化できなかったんでしょうか?
 こちらも、やっぱり高価で一部の女性のものだったそうな。
 (女工さんの日当が8銭とかの時代になんと70銭とか!!)

             
☆パンツ普及のきっかけは火事!!☆

 日本では明治35年くらいから洋装が普及し始めましたが、
 パンツ(ショーツ、ズロース)は遅れてて昭和に入ってからです。

 その間約32年間パンツなし!!スカートなのに!!


 たぶん窮屈だったんでしょうねぇ(−−;)
 しかしお腹が冷えそう・・・。

 しかし、ある事件がきっかけでズロースが急速に普及します。

 それが昭和7年の東京白木屋デパート火災。

 女性店員達が、5階からはしごをつたって逃げる際、
 腰巻しか着けていなかったため、中身が見えるのを気にして、
 片手でしか降りられず転落死したという・・。
 これをきっかけに、一気にパンツが普及したわけだそうな。
 
                       つづく

mixiというネットのサイトがあります。
そこでお友達になった”のり”さんは、布ナプキンをテーマにした卒論を書いたという、すごい人です。
彼女が熊本県内にあるエコショップの通信にのせたというコラムを、お許しをいただいたので、こちらでもご紹介していくことになりました。

*****第1話 〜生理用品の歴史〜***********

〜布ナプキンのすすめ〜

「布ナプキン」というと、「あぁ、昔使ってたのね」
とよく言われます。
今の便利な使い捨てナプキン以前に逆戻りすると思う人が多いようです。実際はどうなのでしょうか?
そこで今回からは数回にわけて生理用品の歴史について書いてみようと思います。
知られざる女性の生活の歴史、興味深いですよ〜。

 ☆生理用品の歴史☆

 生理用品は「当て物」と「詰め物」の2種になります。
ナプキンが当て物で、タンポンが詰め物ですね。
実は今のような下着が普及したのはなんと昭和に入ってからです。けれど今の主流の当て物をするには固定する下着(月経帯という)が必要です。
ですので、生理用品の歴史とは、同時に「下着」の歴史でもあります。
資料が残っていて、分かっている時代からいきましょう。


○平安時代〜○

この頃の下着は腰裳(こしも)といい、布を腰に巻きつけるだけの簡単なものです。
労働する時や、生理の時はこの腰裳の後のすそを股下から前へ上げパンツ状にしていたそう(分かりました?)
そして、身近に生えていた麻などの植物を「当て物」としていたようです。
しかしそれでも安定感に乏しいためでしょう、
「当て物」よりも「詰め物」長いこと主流だったようです。
詰め物には同じく麻や、またはガマの穂などが使われていました。

○戦国時代末期から江戸時代○

このころの下着は「腰巻」といって、腰裳に紐がついたものです。今でも着物を着る時は、下着のラインがひびくのが気になる人はパンツを履かないで腰巻を使います。
生理の時は「ふんどし」を使って固定し、中に身近にある麻やこうぞ、綿を詰めていました。
「当て物」も、江戸時代に入ると「お馬」と呼ばれるふんどしのような月経帯が登場です。中に浅草紙(何度も漉き返した再生和紙)を「当て物」として使ったりしている。
その他使い古したぼろ布や綿なども洗って何度も使って使用したようです。布も紙も貴重だったからでしょうね。   
                      
           ************* つづく *****

熊本にお住まいのみなさん、のりさん主催のイベントがありますよ〜。  
  布ナプキン普及の会の「製作会&座談会」
    12月21日(水)
    場所はちゃぶ台の2階で夜7時〜9時

私は、とっても行ってみたいのですが・・・ちょっと遠いので・・・。

さて、この写真はのりさんがmixiで、ご自分の紹介欄で使用されているものです。季節ごとに替わって、のりさんのお人柄が伝わってきますよね〜。
では、第2話もお楽しみに!